【次の仕事探そ・・。】職場の評価に疑問を感じる原因と対策
【仕事辞めたい】職場の評価に疑問を感じる原因と対策
・評価にも様々な種類がある。
・あなたへの評価の仕方次第で相手のレベルが分かる。
・仕事は誰かと喧嘩する必要も無ければ誰かと仲良くなる必要も無い。
・全ての人間がドラマの主役。
・評価される事と給料が上がる事とは別の話。
・誰もやりたくない仕事を昇進を餌に任される。
・日常生活から仕事の存在を考える。
・雇用されるメリットとデメリットを考える。
・時間の使い方があなたの未来を変える。
・職場の評価は重要ではない。
・まとめ
評価にも様々な種類がある。
・人間やっていれば必ず他人を評価し他人に評価されるものです。
「あの人の服装はいつも派手で他人に威圧をかけている感じだ。」とか「あの人は
いつも清潔な身だしなみで誰に対しても優しい口調だ。」とか、まず外見で評価し
ているものではないでしょうか?
・当然の如く自分も他人からそのように常に評価されているものです。
つまり、職場でも同じことが起こっているということです。中には評価次第で始め
から敵意を出してくる者もいることでしょう。
・結論から言うと、どれだけ身だしなみを整えて他人に優しい態度をとっていたとし
ても必ず好かれる保証など無いという事です。そして誰からも優しく接してもらえ
る保証も無ければ誰かから攻撃される事もあるという事を覚悟しておく事は最も最
適な考え方でしょう。
あなたへの評価の仕方次第で相手のレベルが分かる。
・世の中には「自分より弱いな・・。」と評価した人ほど上から目線でモノを言う人
がいます。ですが言っている本人は「私は民度の低い人間です。」と自ら教えてい
る事に気付いていません。
・また常に誰からも認められたい人がいるものです。人一倍「承認欲求」が強いので
す。逆に言えば「自分に自信が無い」証拠です。
・最初は感じの良い人だったのに一度関係が悪化すると、その後の関係が常に悪いま
まの人もいます。典型的なプライドの高い人という事です。
仕事は誰かと喧嘩する必要も無ければ誰かと仲良くなる必要も無い。
・これは、とある中小企業の社長が言っていた言葉です。仕事とは「そこに利益があ
るかどうか?」だけだそうです。確かに親睦を深める事は良い事かもしれませんが
世の中にはそれを利用して他人をコントロールしようと企む輩もいるのです。
・民度の低い人間の相手をする場合は相手第一主義で終えた方が後々面倒臭い事にな
らず楽だという事です。根本的には誰もが「承認欲求」を抱えているもので、相手
の「承認欲求」を満足させてやる事も仕事と捉える事がポイントでしょう。
全ての人間がドラマの主役。
・当たり前の事ですが人それぞれが人生の主役なのです。ですが困った事に「ドラマ
や映画を作れる程の経験」を誰もが体験しているわけでは無いですよね?なのに何
故か自分の人生経験を美化し、余計な自意識を持っているものです。
・あなた自信、今までの経験をドラマや映画にしたとき「私は誰からも認められる人
間だ。」と言えるものでしょうか?「私には威厳がある。」と言えますか?
私(筆者)は親の事業が駄目になり職も住まいも失った経験がありますが「よくあ
る話だよね。」と思っています。そして「世間知らずの無知で無能だった自分に気
付けただけラッキーだった。」と思っています。
・ドラマや映画には脇役や悪者もいるように当然あなたの主演ドラマや映画にも脇役
や悪者がいるのです。面白いドラマや映画ほど主役がいかに立ち向かっていくのか
を面白可笑しく描いているものですよね?その術を考えていくのもまた主役のアイ
デア次第ではないでしょうか?
評価される事と給料が上がる事とは別の話。
・評価が上がったからといって必ず給料に反映される訳ではありません。
評価の種類によっては給料UPに繋がらない評価もあるものです。
・あなたが扱いやすい人間と評価された場合は残念ながら給料UPには繋がらない評
価の可能性が高いでしょう。言い方が悪いですが「使い走り」でしかないので使わ
れて終わりです。そんな相手とは直ぐに距離を取り、常に依頼を断る準備をしてお
きましょう。
・上司が相手の場合は常に受けた依頼のリストを見せる様にしましょう。
上司も人間です。上司という立場を利用して無理な仕事量を押し付けてくるかもし
れません。上司の依頼リスト以外にも通常業務でやらなければならない事もリスト
に加えて上司にあなたが抱えている仕事を把握してもらうようにしましょう。
誰もやりたくない仕事を昇進を餌に任される。
・どんな職場でも誰もやりたがらない仕事というものがあるものです。ですが誰かが
担当しないといけないのが明白です。そんな時、昇進を餌に担当させようと企んで
くる上司は何処にでもいるものです。
しかし口頭で「おまえをここのトップにする。」
と言ったからと鵜呑みにしてはいけません。誰かに後始末させるのではなく職場事
態が誰にも後始末させないシステムを考える事が先決なのですから・・・。
日常生活から仕事の存在を考える。
・定職に就いてからも求人広告を定期的に見る事はあるでしょうか?
「こんな簡単な仕事で自分の給料程もらえるの?」とか「このスキルがあると、こ
んなに給料もらえるんだ。」とか、自分の住んでいる地域にどんな業種が多くあ
るのか、逆にどんな業種が無いのか、人気が無いのか、人手が足りないのかなど
いろんな事が分かるものです。
・あなたが今の職場で社員として毎日ヘトヘトになって与えられる給料と、求人広告
に載っていた簡単なルーティンワークが殆ど変わりないようなら、どちらが魅力的
に見えるでしょうか?確かに職場によっては社会保険や賞与の違いがあったりしま
すが今の40代までの国民に幸せな老後生活が本当にあるのでしょうか?そう考え
た場合、定年後も収入が得られる様に準備をしておかなければならないのではない
でしょうか?
・近年、大手企業は挙って終身雇用の保証は無くなったと公言しています。
あのトヨタでさえ、そう言っているのです。であれば我々は早々に仕事の認識を変
えていかなければなりません。「仕事は死ぬまで変化していくもの。」と認識を変
えていかなければ生き残れない時代に突入しているのです。しかし逆を言えばそれ
だけ多種様々な仕事が出来る時代になったと言えるでしょう。つまり「時間の使い
方」が今までより重要になってきたという事です。毎日ヘトヘトになって仕事をし
ていても給料があまり上がらない、おまけに毎日残業続きでは「定年後の準備」以
前の話です。
雇用されるメリットとデメリットを考える。
・生活を送るだけなら必要最低限の収入で良いのではないでしょうか?何も職場から
与えられる給料だけで日常生活、保険、子供の大学卒業までの費用、老後の蓄えと
必要となるであろう全ての費用を稼がなくても良いのではないでしょうか?逆に言
えばたった一つの収入源から全ての費用をまかなうほうが難しいのではないでしょ
うか?
・収入源を複数作る為に、副業を始める多くの人がいます。そして副業を推奨してい
る職場も今では珍しくありません。職場としては社員が副業で新しい分野のスキル
を得てくれる事で自社にも活用出来るメリットが生まれる可能性があります。また
職場が経営難に陥った時に休業やリストラを実施しやすいからです。人によっては
会社に不信感を抱く人もいるかもしれませんが、それだけ「会社」の存在そのもの
に変化が訪れたという事ではないでしょうか?
・日本という国は「保障」「安心」というブランドが大好きです。
しかしその為に1つの仕事を進める度に複数の「保障」を作る業務がついてまわる
のです。単純に100円で果物を売りたいだけなのに「賞味期限」「消費期限」
「生産地」「製作者」などの「保障」業務がついてまわるのです。問題は本来なら
1個300円の果物が100円までコストダウンさせられている事です。いつまで
も民衆感覚に値段を合わせているのです。他の業種でも同じ事が起こっています。
・企業に雇用されるという事は「長い物には巻かれよ」に準じる事と同じです。
何故コストダウンしなければならないのか?何故「保障」しなければならないのか?
その仕事が本当に必要なのか?給料に見合っているのか?様々な「疑問」を抱えて
いかなければなりません。それでも「生活の為」「家族の為」と自信を押し殺して
企業に準じるのです。しかし大手企業が「終身雇用」の終わりを公言している以上
長い物に巻かれる意味はあるのでしょうか?
時間の使い方があなたの未来を変える。
・こんな事を考えた事はないでしょうか?「毎日毎日こんなに働かされるのなら、や
ろうと思えば何でも出来るんじゃないか?」とか「こんなに勉強させられるんなら
学生時代にしっかり勉強しとくんだった。」とか・・。まさにその通りです。
我々は「雇用主も同じ人間」とか「上司も同じ人間」とか「基本的人権」とか勝手
に心の何処かで「皆と同じ」と安心していないでしょうか?では、こう考えた場合
どうでしょうか?「我々は人型ロボット」と・・。仮に皆同じ人型ロボットだった
らどうでしょう?自ら考え、学習し、繊細な動きが可能で、どんな命令も聞き、何
より責任を押し付けられるロボット。
・ちょっと表現が乏しいですが、どうせロボットの様に扱われるのなら「自分の為」
に勉強し、頑張るほうが良くないですか?確かに「人生の保証」などありませんが
雇用されているからといって同じ事ですよね。先程も述べた副業が本業を超えた収
入を作り出す事も珍しくない事です。書店に行けば副業に関する情報誌も沢山あり
ますしインターネットで検索しても、ありとあやゆる情報が出てきます。そのなか
には「おすすめ」しているだけではなく「稼げるようになるまでの方法」を細かく
教えてくれるものまであるのです。つまり「チャンスが転がっている時代」だとい
う事です。
・しかし、それらの情報の中には安易に信じてはいけないものもありますので、しっ
かりと情報を揃えて深く吟味したうえで行動に移していきましょう。そして目標を
達成する為に「時間を使う」のです。その時間を作る為にあえて無理の無い職場を
選択する事もこれからの働き方と言えるのではないでしょうか?確かに給料は安い
かもしれませんが替わりにあなたは「あらゆるスキルと経験と未来」を手に入れら
れる「可能性」を手にする事が出来るのですから・・。
職場の評価は重要ではない。
・大手企業が「終身雇用」の終わりを告げた時点で職場の評価は重要なものではなく
なりました。何故なら職場にいる雇用人数分の評価しか無いからです。日本には1
億人以上の人がいるのに職場にいる少数の評価にどれほどの意味があるのでしょう
か?確かに経営や管理、営業や作業技術など、仕事に必要となるスキルそのものを
学ぶ事は凄く重要な事ですし、仲間や上司からその事について指摘を受けた場合は
素直に意見を受け入れて正す必要があるでしょう。しかし、あなた自身の性格や誰
もが出来る事ではないような特殊な技能の有無を判断しているような評価は、その
職場の独特な評価でしかないという事です。
・でも「いやいや終身雇用が終わったって誰が言ったのよ~?」「そんなのアンタの
勝手な意見でしょ?」と思われる方もいるでしょう。では幾つかデータとして見て
みましょう。
〇まず日本の平均年収は戦後の高度経済成長期から上がっていません。
〇そして先10年後に生き残る企業は10%未満という事。
〇極め付けには現在の小学生が将来就く職種の約70%がまだ存在すらしていない未来の
職種だという事。
これらの情報は厚生労働省や有識者会議などで公式に出されているデータなのです。
これらの情報を簡単に繋げて1文を作るとこうなります。「日本て爺ちゃんが働い
ていた時代から平均年収上がってないのに自分がいる職場だって10年後には無く
なっているかもしれないなんてホントマジ意味わかんね~。しかも今ある業種がど
んどん新しい業種に変わっていくんだってよ。もし10年後に会社が倒産してハロ
ーワークに行っても俺に出来る仕事あるのかな~?」てな感じでしょうか。(^_^;)
・今我々はそんな状況下の中で生きている事を真剣に意識しないといけません。
AIテクノロジーの進歩による職種の減少はよく聞く話ですが、それ以外にも中国
韓国の人件費が日本の人件費を超えた事も重大です。近隣の外国企業が日本国内に
拠点を建てて我々が中国、韓国の国民を低賃金で雇用したように我々日本人も外国
企業に雇用される時代が目の前まで来ているということです。
・しかしそれは決して悪い事だけでは無いと考えています。それだけグローバルにな
れるからです。日本は世界的に見ても日本独自の文化が強く「ガラパゴス」と言わ
れる程です。日本独自の閉鎖的な感性にグローバルな世界基準が浸透してくるとい
う事は世界では当り前の「実力主義」がもっと強く反映されることでしょう。つま
り頑張って成果を出せば出すほどに「給料に反映」されるのです。国民は挙って日
本の企業から海外企業に乗り換えていくでしょう。海外企業にはその「ノウハウ」
があるので給料の出し惜しみなどしません。しかし日本企業には「実力成果型」で
給料を支払う文化が無いので経営方法そのものに無理が掛かってしまい対応出来な
いでしょう。私は個人的に10年後に生き残る企業とは給料形態が「実力成果型」
に、つまり海外企業と同じ経営が出来ている企業ではないかと思っています。
・さて、本題に戻りますが「評価」について言える事は評価そのものが指す意味がこ
れから、どんどん変わっていくと言う事です。今までの評価が意味する事は「昇進」
や「給料」に直結しているものでした。しかし海外企業が浸透すれば「何言ってん
の?そんなの当り前でしょ?」という時代になっているのです。今までの様に「売
り上げ伸ばしているのに、全然給料上がんね~な~・・。」という事が無くなると
いう事です。ではどんなことが評価されるようになるのでしょうか?あなた自身の
「人格」や「リーダーシップ」「信頼性」「忠誠心」など本当の意味で
「人間としての評価」
が問われる時代が日本にもやってくるのです。「評価」そのものも世界
基準になっていくという事ですね。
まとめ
・評価にも様々な種類がある。
・あなたへの評価の仕方次第で相手のレベルが分かる。
・仕事は誰かと喧嘩する必要も無ければ誰かと仲良くなる必要も無い。
・全ての人間がドラマの主役。
・評価される事と給料が上がる事とは別の話
・昇進を餌に仕事を任されたら要注意。
・日常生活から仕事の存在を考える。
・雇用されるメリットとデメリットを考える。
・時間の使い方があなたの未来を変える。
・職場の評価は重要ではない。
評価が気になるのは、あなたが「評価」しているから。
誰でも他人の事が気になっているものです。「あの人はいつも人気があって羨まし
いな。」とか「外車に乗っていればデキる人に見られる。」とか「お金があれば誰
にも馬鹿にされない。」とか・・。考えれば考えるほど無限に出てきます。
しかし頭の良い人ほど、良い評価も悪い評価も「意見」又は「データ」として捉え
ているものです。「評価」=「他人の意見」「情報」なのです。
「野心家」であれば常に「評価」=「利益」と聞こえていることでしょう。
「社員」であれば「評価」=「昇進」「給料」と聞こえてしまうものです。
「調理師」なら「評価」=「お店の経営」とか「子供」なら「評価」=「お母さん
に怒られるかも・・。」とか、その人の「立場」によって「評価」の意味が違うも
のです。
また「評価」=「アドバイス」と捉える事も出来ます。他人があなたに対して「評
価」するという事は「アドバイス」してくれている事と同じ事ですよね。
職場における「評価」は確かに「昇進」や「給料UP」に関連して思い込んでしまう
事もあるかと思います。ですが「昇進」や「給料UP」は、決してあなたの仕事の
「評価」が全てという訳では無い事も知っておきましょう。
会社の経営方針や経営状態にもよるのです。30人しかいない職場の事情があれば
300人いる職場の事情もあります。
頑張っていない同僚と、あまり給料が変わらなくても、あなたには頑張っている分
のスキルや信頼が育っているはずです。その頑張りは必ず、あなたの窮地を乗り越
えるエネルギーになるはずです。そしてエネルギーが足りなければ助けてくれる人
が現れるでしょう。しかし頑張っていない人はエネルギーが無いので元々大した仕
事を任せてもらえませんし窮地に差し掛かっても誰も助けてくれません。それどこ
ろか「一回痛い目にあった方があなたの為よ。」となるものです。
大事なのは「評価」の内容を気にする事より、目標に近づいていく事です。
目標に向かっている途中で「評価」=「アドバイス」をもらえたと前向きに捉えて
その「アドバイス」を有効利用していく事が出来れば例え悪い「評価」を言われた
としても受け入れる事で良い方向へと躍進出来る可能性が出てくるかもしれません。
さあ、視点を「評価」ではなく「目標」に切り替えて進みましょう。
「評価」は良い事も悪い事も「アドバイス」として捉えて、あなたの「力」に変え
ていきましょう。今の職場で「昇進」や「給料UP」が思う通りにならなくても腐ら
ずに目標に進む事で、あなたが本当に向かうべき目的地が見えてくるはずです。